私の恩師である中央大学法学部・法科大学院教授 山田省三先生の労働法ゼミに顔を出させていただきました。
いつもは教室での授業ですが、私に気を使っていただき今回は伝統の白門が聳える開放的な広場で行われました。4年生のゼミでしたので、就職活動のお話、資格試験のお話、海外留学のお話などたくさん聞くことができ、私も自分の経験から後輩たちのために可能な限りアドバイスさせていただきました。

私も普段から経営者、経営幹部、後継者対象にセミナーや研修会をよく行いますが、室内で資料を見ながら堅く行うばかりがよいのではないと実感しました。
当日の様子のとおり、私が持参したうなぎパイと山田先生が全員に買ってくれた飲み物を飲食しながら、自由な雰囲気でディスカッションが行われました。ひとり一人の学生の考え方、意見などを言いやすく、大変効果的なゼミだったと思います。
社会に出て実務家として業務を行っていると、どうしても物事に対する考え方や視野が狭くなりがちです。偶には若い学生たちのゼミに交って会話をすることは非常に有益です。

学生時代はほとんど勉強をせず、魚釣りや一人旅ばかりをしており、決して優等生ではなかったため、山田先生に顔見せをし難かったですが、温かく受け入れていただいた山田先生とゼミの後輩たちに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
今回の貴重な経験をこれからの実務活動に十分に活かしていきたいと思います。

約15年ぶりの母校訪問でしたので、昔懐かしい場所や新しくできた場所を散策してきました。いつになっても母校っていいものですね。生涯勉学に勤しんでいきたいと思います。