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浜松人事フォーラム2024 当日の様子

急激に変化する社会の中で、人材の未来を切り拓くリスキリングの成功事例を共有しました

政府の重要政策として社会人のリスキリング(学び直し)が掲げられています。
リスキリングを導入することで、「業務効率化」「新規事業創出」「定着率向上」等のメリットが期待できます。

本フォーラムでは、浜松いわた信用金庫 渡邉迅人氏、静岡銀行 遠藤威氏を講師にお招きし、自身のリスキリングについてお話しいただきました。


■リスキリングとは・・

今の職業等で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得すること

■ 基調講演

『私が実践してきたリスキリング』

講師:特定社会保険労務士/MBA 村松貴通

 

●山田労働法ゼミで学んだこと
●1万件以上の飛び込み営業で中小企業の労務管理の課題を実感
●労働法や社労士関連だけでなく様々なセミナーを積極的に受講
●浜松西高校の同窓会で幹事を務め、ノーベル賞受賞者・天野浩先生を祝う会を運営
●38歳で中央大学のMBA取得

学生時代から「スーパー社労士」を目指し社会人になってからも学び続けてきたことや、
「とにかく現場に行く」「人生は誰に会うかで決まる」を信条に、多くの人との出会いや経験を通して自己成長を図ってきたことを講演しました。
今後も学び続ける意欲を示し、他者にもリスキリングの重要性を伝えていきたいと思います。

『自分の夢をかなえるリスキリング』

講師:浜松いわた信用金庫 ソリューション支援部 新産業創造室 調査役 渡邉迅人 氏

  

●浜松いわた信用金庫の「シリコンバレープロジェクト」
●スタンフォード大学の客員研究員として2年間駐在した貴重な体験
●シリコンバレーのエコシステム
●イノベーションがなぜ生まれるのか
●起業家支援拠点「FUSE」

スタンフォード大学での貴重な経験を通して、イノベーションを起こすためにはアイデアを他企業と協調して結びつけることが重要であること、日本人には「YES AND」の肯定した上でアイデアを発展させる姿勢が大切であることを講演いただきました。
リスキリングで得た知識や経験を活かし、帰国後に起業家支援拠点「FUSE」を立ち上げたそうです。

『異なる環境・文化を通じたリスキリング』

講師:静岡銀行 浜北エリア統括店長 遠藤威 氏

 

●革命のスパンが短くなってきていること
●カーネギーメロン大学のビジネススクールで学んだこと
●自由の国で実感した「マイノリティの経験」「意見なき者に価値無し」「平等よりも公平」
●学んだことをどのように銀行で実践したのか
●‟守”‟破”‟離”のサイクルを回すことがリスキリング

カーネギーメロン大学への留学経験を通じて、アメリカでは「個々の違いを活かし、自分の意見をしっかり持つこと」が大切であり、失敗を恐れず挑戦するためにブレイクスルーが生まれやすい環境だと感じたそうです。また、環境の変化にさらされ適応しようと行動することが学びのきっかけになることを講演いただきました。
帰国後は留学経験を活かし、銀行に1on1ミーティングを提案し、正式に導入されたそうです。

■ 懇親会

多くの方々にご参加いただき、とても活気あふれる懇親会となりました。
賑やかで温かい雰囲気の中、時間を忘れるほど充実したひとときを皆さまと共有することができました。


開会挨拶 
公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構 原田憲治 様
乾杯        
金田工業株式会社 堤晴保 様
閉会挨拶 
コーケン工業株式会社 飯尾祐次 様
交流の様子


コロナ禍以降、久しぶりの懇親会がある浜松人事フォーラムとなりましたが、大勢の方にご参加いただきました。ありがとうございました。


弊社主催のフォーラムを定期的に開催できますことは、基調講演いただいた渡邉迅人氏と遠藤威氏、また日頃より村松事務所を応援いただいている皆様のおかげであると感謝いたします。


今後も村松事務所は、ますます浜松が活気に満ちた地域になるよう、中小企業を応援して参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

村松と講師2名


メディア掲載「静岡新聞 令和6年11月18日」へ