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【 第42回・労務管理を会話で学ぶ 🤔 】 「マイナンバーカードで失業認定手続きができます!」
コンビニで住民票などの公的な証明書を取得できたり、健康保険証として利用できたり、マイナンバーカードの活用が進められています。
さらに2022年10月1日より雇用保険の失業認定手続きもできるようになりました。
実際の現場では、リアルな疑問が?? 早速、現場をのぞいてみましょう!
先日住民票の写しが必要になった時、マイナンバーカードを利用してコンビニで取得でき、区役所の窓口に行く手間がなくなり助かりました。
このほかにも健康保険証としての利用など、マイナンバーカードでできることが増えてきていますよね。
そうですね。
10月1日からは、失業認定手続きもできるようになりました。
退職したときにハローワークで行う手続きですね。
これまで失業の認定等の際には、受給資格決定時に提出いただいた写真を貼付した雇用保険受給資格者証(以下「受給資格者証」)等で本人確認や処理結果の通知を行っていました。
2022年10月1日以降に受給資格決定が行われた方は…
”希望により ”マイナンバーカードによる本人認証を活用することで、受給資格者証に貼付する写真や、失業の認定等の手続ごとの受給資格者証の持参が不要になっています。
まだマイナンバーカードを持っていない方も多いと思いますが・・・
2022年9月末の普及率は49%となっているようです。
マイナンバーカードをお持ちでない方や、希望しない方は、従来どおり受給資格者証等による手続きができます。
どちらか希望する方法で手続きするということですね。
通常の失業認定では、離職票などの必要書類と顔写真2枚を提出して受給資格の決定を受け、受給資格者証が交付されます。その後、認定日ごと受給資格者証を提出して失業認定を受け、処理結果が印字された受給資格者証が返戻されます。
これがマイナンバーカードを活用すると顔写真2枚が不要となります。
離職票などの必要書類とマイナンバーカードを持参して受給資格の決定を受け、受給資格通知(全体版)が交付されます。
認定日ごとマイナンバーカードによる本人認証を行い、失業の認定を受け、処理結果が印字された受給資格通知が交付されることとなります。
顔写真が不要になるというのは助かりますね。
注意点として、マイナンバーカードによる本人認証は、ハローワーク備え付けのタブレット端末に4桁のパスワードを入力することにより行います。
この4桁のパスワードとは、ご自身が市区町村の窓口でマイナンバーカードを受け取った際に設定したパスワードです。
3回連続でパスワード入力を誤るとロックがかかり、住民票のある市区町村の窓口でパスワードの再設定が必要になります😖
またマイナンバーカードを活用した失業認定手続きを希望した場合、原則として受給資格者証による手続きに変更することはできません!
では最初にどちらの方法で手続きするか、よく考えて決めないといけませんね。
少しずつマイナンバーカードを活用する機会が増えていますし、マイナポイントなどお得な情報もあるので、マイナンバーカード総合サイトで確認してみます。
ありがとうございました。
参考資料とサイト